きかい                                しごと
機械をつくる仕事をするためには?
 

すぐれた腕をもつ熟練工(じゅくれんこう)は数がへってきている。でも、からだを動かし、ものをつくるよろこびは、すわってする仕事ではなかなか味わえないぞ。

 機械(きかい)をつくるためには工場(こうじょう)で働(はたら)くことが必要だ。工場で働くために必要な条件(じょうけん)はとくにない。でも、工業高校(こうぎょうこうこう)や工業専門学校(こうぎょうせんもんがっこう)に進学(しんがく)しておくといろいろ有利(ゆうり)だ。そこで工業(こうぎょう)のきそを勉強(べんきょう)することができる。
 さいきんの工場では、いままでは人間(にんげん)がしていた仕事をロボットや工作機械(こうさくきかい)がするようになっている。でも、ロボットに命令(めいれい)するのは人間のやくめだ。命令するときコンピュータを使うことが多いから、パソコン(ファミコンじゃないぞ)になれておくとやくにたつと思うよ。
 いくらロボットや工作機械が進んでも、できあがった製品(せいひん)のけんさやロボットを調整(ちょうせい)したりするのは人間だ。だから、すぐれた腕をもつ熟練工(じゅくれんこう)はぜったいに必要なんだよ。熟練工になるには、なれが必要だ。さいしょのうちは同じような仕事ばかりであきちゃうかもしれないけど、あとで必ずやくにたつからがんばろう。
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