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工業団地にはいろいろな工場が集まっている。どうしてあつまっているんだろう?
なにかをつくろうとするばあい、1人でやるよりも、たくさんの人があつまって、それぞれの人がとくいなしごとをうけもって、ぶんたんしたほうが、よいものができるし、それにこうりつもいい。
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君たちも、ぶんかさいのじゅんびをするとき、みんながきょうどうしてやるんじゃないか? だれはなにをたんとうして、だれはなにをたんとうする、というふうにぶんたんをきめてすすめるんじゃないかな。
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工業団地も同じことだ。ある工場は“ぶひん”をせんもんにつくって、ある工場はそれを“くみたて”するというふうにしたほうが、できあがったせいひんのしあがりもいいし、それに、はやくできるし、ねだんもやすくできるぞ。 |
工場が一かしょにたくさんあつまっていることは、人がふだんの生活をするばしょと、ものをつくるばしょをわけているということにもなる。工場はとてもたいせつだけど、家のちかくに工場があったりすると、そうおんとか、けむりとかがでてきたりして、ふだんの生活が、少しこまったことになるかもしれない。工場が一かしょにあつまっている工業団地だと、ふだんの生活にえいきょうがでないぞ。 |
それから、工業団地ができて、たくさんの工場ができると、たくさんの人がそこではたらくようになる。人がたくさんあつまれば、商店街をりようする人もふえる。だから、工業団地ができると“商業”もはったつして、まちがもっと元気になるかもしれない。 |
工業団地も商店街とおなじように、だんだんとはってんしてきた。いまは、県や町がおおきな土地をかって、それを工場をつくりたい人にうって、けいかくてきに工業団地をつくったりしているぞ。 |
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